クレジットカードの利用でも過払い金は発生するの！？

クレジットカードの利用でも過払い金が発生するのか、という疑問をお持ちの方、あるいは過払い金が発生するのは、消費者金融や、所謂サラ金などと呼ばれるところから借りた場合だけで、クレジットカードの利用では過払い金は発生しない、と思い込んでおられる方も多いのではないでしょうか。

意外に知られていない事実なのですが、誰もが持っているクレジットカードでも、過払い金が発生していることがあるんです！
 

クレジットカードでキャッシングをしていた人！

ショッピングでの利用は、利息が15％以下の場合が多いので、分割・リボ払い共に、過払い金が発生している可能性は低いでしょう。
しかし、キャッシングの場合は、過払い金が発生している可能性があります！

• 18％を超える金利で取引をしていた方は、過払い金が発生する可能性がある。
• 返済が長期に渡っている場合、過払い金が発生している可能性大！
• 最近カードを作った場合は、金利が低い（18％以下）ので過払い金は発生している可能性は低い。

誰もが知っていて名前を聞いたことがあるであろう有名なクレジットカード会社でも、15～20％を超える高い利息をとっている、もしくは過去に取っていたため、過払い金請求の対象になる場合があります！
対象者だった場合、クレジットカード会社へ過払い金請求をすることが出来ます！

クレジットカード会社へ過払い金請求をするにはどうしたらいいの？

手順1：カード会社の窓口へ問い合わせする

あなたの名前・借入の期間や時期などを詳しく伝え、取引履歴を検索してもらいます。そしてその取引履歴を自宅に郵送してもらいます。
 

手順2：過払い金の計算を行う

取引履歴を見て、過払い金が発生しているか、また、発生していた場合いくらなのか、を計算します。無料の過払い金計算ツールなどがネットにありますので、それらを使って計算しましょう。
 

手順3：カード会社に返還請求書を送る

カード会社と交渉し、過払い金の何割かが返ってくるケースもあれば、裁判に発展してしまうケースもあります。

上記の手順は、個人でやろうとするとなかなかに手間がかかってしまいますし、裁判にまで発展してしまうと大変面倒なことになりますので、クレジットカードの過払い金請求をする場合は、過払い金請求の専門家に相談するのが良いでしょう。

過払い金請求をした場合、そのクレジットカードはどうなるの？

過払い金を請求した場合、一般的にその請求を行った消費者金融のキャッシングカードは解約扱いとなり、使えなくなってしまいます。

まとめ

クレジットカードの利用でも過払い金が発生し、返還請求を行うことが可能ですが、手続きや計算が面倒なうえ、裁判に発展してしまうケースもありますし、過払い金を請求したことによってクレジットカードが使用できなくなってしまい、人によっては日常生活や仕事に支障が出てしまう場合もあるので、弁護士や司法書士などの専門家に相談するのが良いでしょう。