債務整理はインターネットで申し込みが出来る

債務整理とは、借金を整理する方法のことで、自己破産や個人再生、任意整理、特定調停の4つの方法があります。

債務整理の種類

自己破産は、現在ある借金すべての返済義務がなくなる方法で、返済不可能という状況に陥ったことを、裁判所に認められれば、免責となり、借金を返す必要がなくなります。
ただ財産は没収されますし、官報に載るので新たにローンを組むことができないなど、デメリットもでてきます。

個人再生は、借金を減額し、その借金を3年で返済していく方法です。自己破産とはちがって資産を残したまま整理することができるのが特徴です。

任意整理は、弁護士や司法書士などの法律の専門家が、債権者と交渉を行い、借金の減額や分割での支払いなどを要求します。
この場合手続きを行った段階で、債権者からの督促がストップするので、精神的な負担が減り、支払い過ぎた利息分が返済される可能性もあり、月々の返済金額も少なくなるメリットがあります。

特定調停は、裁判所で第三者を間において債権者と交渉を行う方法で、任意整理と違って本人によって交渉できるのが特徴です。

債務整理のメリット

債務整理のメリットは、なんといってもそれまでの返済に追われる日々から脱出できることにあります。
月々の借金を返済するために新たに借金をしてしまう多重債務に陥った人の場合、一度膨らんでしまった借金はなかなか完済するのが難しいといえます。

債務整理には、それぞれの借金の内容や、収入、定職に就いているかどうかによって最適な方法が違ってきます。そのため弁護士などの法律の専門家に相談するのが一番だといえます。

インターネットでの申し込み

自己破産や個人再生は、官報に載りますし、一般の人に借金の有無を知られてしまいます。そのてん裁判所を通すことなく手続きができる任意整理は、一番メリットの多い債務整理の方法といえます。

現在、弁護士に任意整理の依頼をする人が増えています。多くの弁護士事務所では、相談は無料で行われており、申し込みもインターネットで受け付けているところが増えています。

無料で相談できるといっても、1社だけの弁護士事務所だけでは、その判断が正しいのかどうかよくわからないと思います。そういった場合には、数社の弁護士事務所に無料相談してみるのがよいでしょう。

依頼の申し込みをする前には、その事務所の実績や評判などをインターネットなどで調べることも大切です。
事務所によっては、あまり実績のないところもあり、手続きに時間がかかることもあるので、なるべく事前にインターネットで調べることが大切です。