借金の返済に困り、水商売を始めた事で良い社会勉強になりました。
昼も接客の仕事でしたが、プライドが高くて低姿勢での接客ができませんでしたが、水商売をした事で接客の勉強になりました。
苦手な人づきあいも上手くなり、昼の仕事の上司にも「変わったね。
とても良くなった。
」と言われて、本業の成績が伸びました。
借金をした事により身に付いた節約が、結婚してから生かされて少ないお金でもやり繰りできるようになったので良かったと思っています。

借金返済がとても辛かったので、お金を借りた事は後悔しています。
私の無駄なプライドさえなかったら借金はしていなかったと思うと自分の性格を悔やみます。
今、親が病気になり、生活が大変になっても貯金がないせいで助けてあげられないので、借金さえしていなかったら貯金もあり、両親の生活を支える事ができたのではないかと後悔しています。
しかし、借金をした事で失ったものは１つもありません、むしろ、たくさんの事を知り、肥やしになったと思っています。

最初１社の消費者金融からお金を借りているうちは良かったですが、どこかで金銭感覚が鈍り、借金したお金も自分のお金だと勘違いしてしまいました。
お金はなくなっても、どうせどこかの消費者金融が貸してくれるという甘えがありました。
気づくと６社の消費者金融からお金を借りてしまい、どこからもお金を借りられなくなって、自分のバカさ加減に気が付きました。
月の給料を上回る返済額に困り、返済も滞り、取り立てに悩みました。
いつ職場に取り立てが来るかとビクビクしながら仕事しました。

借金に限らず、生きているうえでの困難な問題は乗り越えられる人にしか起きないそうです。
現在借金をしていて、返済に悩んでいる方は、その方に返済する能力があるから借金があるのです。
実際、私も返済に困り、死を考えた事もありましたが、死ぬ前にやってやろうと思いなおした時、どうにか借金の完済ができました。
完済したいと思う一心で、昼の仕事もがんばり、昇格もできました。
頑張った事が今活かされています。
完済した今、あきらめなくて良かったと心から思っています。
諦めないで、絶対に完済できますから。
これから借金を考えている人には、お金を借りてはいけないなんて言いません。
どうやり繰りしたって、お金に困る時はあります。
そんな時はお金を借りても良いと思います。
ただ、借金の怖いところは、金銭感覚がなくなり、いくらでもお金が手に入るという錯覚に陥る事です。
１度借金をしてしまうと、そんなに困っていなくても借金を増やしてしまうものです。
それを頭に入れてお金を借りる事です。
お金がなくなったらすぐ借りるのではなくて、どうにかやり繰りをしてみて、それでもお金が必要なら、必要最低限のお金だけを借りることをお勧めします。
「一応多めにお金を借りる」これが多額の借金につながるので、借りるなら必要最低限で借りましょう。