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債務ノート

借金取り立ての方法はどんなの?【ルールに違反していたら警察へ】

返済のめどが立っている上で借金をした場合であっても、アクシデント、不可抗力で収入が途絶えてしまう、あるいは生活に必要な金額しか得られなくなってしまい、お金を返せなくなってしまうことは珍しいことではありません。

そういった事態に備えて、もし、借金を返済できなくなったらどのような取り立てを受けるのかを知っておくといいでしょう。

初期の取り立ては郵便か電話で行われる

まず、滞納期間が短い場合の取り立て方法ですが、郵便か電話になります。
郵便の場合は、返済がないので支給、指定した口座に振り込んでほしいという書面が届き、電話の場合は、忘れているのではないかといったことを確認後、いつ返済するつもりなのかを聞いてきます。

この段階の取り立てはまったく厳しくありません
たとえば、郵便で届く場合の請求金額は、あくまでも当月の支払い分だけですし、電話の督促は女性によって行われるのが一般的です。

滞納が長期に及ぶと自宅訪問してくることも

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しかし、滞納期間が一ヶ月を超えてくると、借金取り立ての方法は変化ありませんが、内容が厳しくなっていきます。郵便で送られてくる督促状には、法的手段も辞さずということが記載されますし、電話の督促は男性社員によって行われるようになってきます。

更に滞納期間が長くなると、借金取り立ての方法として自宅訪問が加わってきます。
これは、貸金業者の社員が客の家を直接訪れて、督促を行うというものです。

ただ、基本的には自宅訪問は客の現状を確認するというのが主で、その場で一括返済を求めるといったことはまずありません。というのは、この段階にくると、客には十分な収入がなく、返済しようにもできない状態なのだろうということは貸金業者も承知しているからです。

違法な取り立てはどのようなものか

ただ、中には自宅訪問時に強硬な借金取り立てを行う業者がいないとは限らないので、法律に違反する借金取り立て方法を知っておきましょう。まず、玄関先で大声を出したり、威嚇するような取り立ては禁止されています。また、督促できる時間は午前8時から午後9時までと決まっています。早朝や深夜に業者がやってきたら、実際にお金を借りていたとしても違法行為です。

また、ドラマなどでは玄関に借金を返せといった張り紙を貼る業者がいますが、これも違法行為です。更に応対したのが債務者の家族だった場合、その人に代わりに払うように言うことも禁止されています。

もし、上記のような取り立てをされた場合は、警察に通報しましょう。スマートフォンで取り立て行為を録音、録画しておくと警察も動きやすいです。

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