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債務ノート

個人で借金の取り立てをする方法とは【個人と業者の取り立て方の違いとは】

個人間でお金の貸し借りをしている場合、なかなか返済がなされないと借金取り立てをどうするか、悩んでしまいます。
高圧的に出れば返してもらえるかもしれないけどトラブルに発展するかもしれない、とはいえ、下から出ても足元を見られるかもしれないと悩むことは尽きません。

個人で借金取り立てを行う場合、貸し借りをする前に把握しておくことが大切です。

個人ができる借金取り立て方法

自分の手で借金取り立てを行う場合、電話を頻繁に掛けるという手があります。
勤務先や自宅などにかけ、プレッシャーをかけるという効果があり、業者の場合とさほど変わりはありません。

給料日に合わせて電話をかけるというのもいいですが、それを見越して電話に出ないという手を使う人もいます。携帯電話ではそれが可能なため、会社や自宅にかけることが効果的になります。

しかし、あまりにかけすぎると、脅迫などと指摘され、結果として立場を悪くするので注意が必要です。また、家族へ依頼する、会社へ訪問するなど様々ありますが、これらもトラブルに発展しやすいため注意が必要です。

業者の借金取り立て方法とは

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業者が行う場合、貸金業法を順守する形で取り立てが行われます。
例えば、追い込みを予告するような迫り方は違反行為で処罰の対象となります。

債務者以外に連絡し、債務者の連絡先を聞き出す行為もまた処罰の対象ですし、債務者以外に返済をしてもらうというのも違反になります。

個人には貸金業法は適用されず、個人では許されたことも業者ではそれができず、電話でのやり取りの時間も夜にはできないなど制約が多くあります。そのため、決められたルールの中、法律の範囲内で対応することになります。

困った時は裁判所に相談すべし

なかなか借金を返してもらえないという時に頼りになるのが裁判所です。
認められれば、相手の財産を差し押さえるなどして強制的に払わせることができます。
その際に弁護士などに依頼することで、面倒なやり取りをすべて任せることもできます。

弁護士に依頼するとその費用がかかることになりますが、それをケチって、自分でやろうとし、結果として借金を踏み倒されることもあるため、プロに委ねることが大切です。

やってはいけないのが借金取り立ての代行業者に任せることです。
違法にそうした業務を担っている業者も存在し、トラブルだけでなく何らかの事件に発展することも十分にあります。あくまで正規のルートで対応することが必要です

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