HOME > すべての記事 > 債務整理について > 借金を返す当てがなくなってしまったら債務整理

債務ノート

借金を返す当てがなくなってしまったら債務整理

借りたお金は返すのが常識ですが、病気や失業などでどうしようもないこともあります。そんな時でも、生活破綻の状態から抜け出して人生を再スタートさせるための制度が債務整理です。ここでは債務整理という制度について簡単に解説します。

借金を返すあてがない時にはどうすればいい?

借金を返すあてがない時には、弁護士などの専門家に相談をしてみましょう。理想を言うなら、そのような状況に陥る前におまとめローンや借り換えローンなど、なんらかの手段を打っておくべきです。

しかし、すでに返済困難な状況にある人は、おまとめローンなどの審査に通ることは難しいでしょう。弁護士や司法書士に債務整理の相談をしてみましょう。

債務整理をすれば借金返済ができるようになるのか?

電話交渉
結論から言うと、債務整理をしても必ず問題が解決できるとは限りません。
弁護士の腕にもかかっていますし、本人の判断も重要です。

債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産といった種類があります。任意整理では利息と遅延損害金を免除してもらえます。個人再生では、元本も大幅に減らしてもらえます。例えば500万円~1500万円の借金なら、5分の1まで減額できます。自己破産では、すべての借金を帳消しにできます。

自己破産以外の方法では、一定の借金が残ってしまうということにも注意が必要です。残った借金の返済中に延滞をしてしまったら、異議申し立てをされてせっかくの再生計画が台無しになってしまい、結局自己破産をするしかなくなることもあります。弁護士などのアドバイスをよく聞いて、自分に合った方法を選択することが重要です。

債務整理の相談をするタイミングは早いほうがいい

借金返済のあてがなくなった人は、最後の手段として弁護士に相談をすることがあります。しかし、理想を言うならば、もっと早い段階で相談をしておくべきです。実際に借金返済ができなくなり、生活破綻に陥っている人は、任意整理では解決ができず、自己破産をしなければならないケースもあります。

理想を言うなら、借金の負担が大きくて返せないかもしれないと思った時点で、相談をして任意整理をしてしまうべきでしょう。自己破産に比べると、任意整理は簡単な手続きであり、デメリットも少なくてすみます。

借金に連帯保証人がついている場合や、住宅や自動車を担保に入れている場合でも、任意整理なら連帯保証人に迷惑をかけず、住宅や自動車を残したまま債務整理をすることができます。

無料相談可能な事務所

債務整理についてカテゴリの関連記事