債務整理でブラックになった場合の近親者への影響は？

借金で首が回らなくなり債務整理を考えていても、近親者に影響が出るのではと躊躇する人がいます。債務整理でブラックになっても、近親者に影響はでません。

自己破産等をすれば、官報に金融事故の情報が記載され、金融機関の信用情報に事故歴は載りますが、近親者には何も影響はありません。何も心配しないで、弁護士さんに相談してみてください。

債務整理の種類

債務整理には、自己破産、個人再生、任意整理の３種類があります。
たしかに、ブラックになれば、金融機関の信用情報に事故歴が記載されますので、新規の借入はできなくなりますが、それも、これからは借金に頼らない生活を心がければ大丈夫です。
ブラックの情報は、金融機関に伝わるだけですので、何も心配することはありません。

自分にはどんな債務整理がいいのかは、弁護士さんと相談してみるのをおすすめします。
自己破産は、借金を一度に消失させることが可能ですが、同時に財産も失います。官報に記載されてしまうので、一定の職業制限が設けられてしまい、警備員等の職業には就けなくなってしまいます。

金融機関の信用情報にも登録されますので、新規の借入が不可能になっていきます。個人再生は、自己破産と同じですが、住宅ローン等は、そのまま残ります。住宅ローンが残る代わりに、借金は５分の１に減額されるだけです。

住宅を残し、借金を減額して支払っていくつもりの人でしたら、個人再生がおすすめです。どちらにしても、裁判所を介した金融事故ですので官報には載るのは避けられません。

任意整理とは

裁判所を介すほどでは無いが、電話での督促や取立てを止めたいのであれば、任意整理のほうがおすすめです。任意整理でしたら、弁護士と債権者の直接手続きですので、裁判所を介すことはありません。

借金を返す意思はあるが、督促をなんとかしたいという人は、任意整理がおすすめです。

迷わずに弁護士さんに相談する

どの方法をとっても、金融機関に事故歴は載ってしまいます。債務整理を行った後は、新規の借入はできなくなりますが、それも、今後は借金に頼らず生きていこうという強い意思があれば大丈夫です。
まずは、信頼できる弁護士さんを探して、自分の窮状を正直に話しましょう。きっと、自分にあった債務整理の方法が見つかるはずです。

長い人生です。借金に悩まずに、もっと、自分の人生に悩みましょう。借金のことで眠れない日々を続けているのでしたら、迷わずに弁護士さんに相談して楽になることです。早めの相談をおすすめします。