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債務ノート

債務整理のメリットとデメリット

債務整理は借金の額が多くなりすぎて、返済に困っている人が最後に考える手段でもあります。債務整理を行うメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

債務整理には種類がある

債務整理には種類があり、任意整理の場合には話し合いで、個人再生と自己破産の場合には裁判で利息のカットを行ったり、借金の額を減額したり、借金自体の返済を行わなくて良くする方法です。

これによって債務者の生活を楽にすることができます。

債務整理のメリットとは

タイミング
メリットは、借金の額が減額されることにあります。
任意整理は自分で借金の返済を今までと同じように続けるところ、借金の整理を行うところを自分で決めることができます。

全て債権者と債務者の代理人である弁護士や司法書士との話し合いになるため、家族に知られることなく借金の整理を行うことができます。

個人再生の場合には、住宅ローン以外の全ての借金が対象となります。住宅は残したままで他の借金の減額をしたいという場合に利用することができます。借金の総額が最大で10分の1にまで減額されるので、支払いが楽になります。

自己破産の場合にはすべての借金を裁判所に報告し、自己破産が認められると税金以外の全ての借金の支払いを行わなくて良くなります。

債務整理のデメリットとは

メリットばかりではありません。デメリットもあります。まず、どの方法を行ってもクレジットカードを使うことは出来なくなります。

現在手持ちのものは利用できなくなり、新規に作成することも出来なくなります。それと同時に新規の融資を受けることもできなくなってしまいます。

携帯電話も最近は本体が高額になっているため、月々の利用料金と共に分割で支払いを行っている人も多いですが、残債がある場合には携帯電話の利用もできなくなる可能性があります。

これは信用情報機関に金融事故があったという記載がされてしまうため「お金を貸したのに返さなかった人」と判断されてしまうため、信用情報機関から金融事故の情報が消える5年~10年の間は新規のクレジットカードの作製や融資を受けることは出来なくなってしまいます。

自己破産を行った場合には、一定額以上の不動産や車、貯金や現金は所有できなくなってしまい、手放さなくてはならなくなります。

賃貸に住んでいて車も持っていないという場合には大きな影響はないかもしれませんが、自分で購入した住宅に住んでいる場合には手放さなればならなくなってしまいます。

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