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債務ノート

奨学金の滞納で人生を狂わせる人たち

奨学金の返済が滞った時の影響とは

学生時代に借りた奨学金が人生に大きな影響を及ぼしてしまうことがあります。

順調に返済をしていれば問題はないのですが、もしも滞納が長期にわたってしまった場合は督促状が送られてきます。
無視していると民事訴訟法に基づいて法的措置をとってきます。
もちろん、信用情報機関にも登録されてしまいます。
いわゆるブラックリストです。

そうなると、クレジットカードを作ることができなくなってしまいます。
携帯電話を分割で購入することもできません。

将来結婚して、家を購入しようとしたときにローンが組めなくなってしまうといったことも起こってしまいます。
もちろん、普通のキャッシングもできません。

滞納してしまうと多くのデメリットがありますが、それでも奨学金の滞納は後を絶ちません。

奨学金の滞納が増えた原因とはなにか

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奨学金という制度は、奨学金を受けて学校へ行った後就職して、その収入から返済を行うシステムです。
昔は大学まで行ったら当たり前のように就職し、そこそこの収入が得られていたのでこの制度が成り立っていました。

しかし、今はその前提が崩れてしまっています。
大学を卒業しても正規社員になれなかったという人もいます。

また、正規の職についても給料が安くて生活するだけで精一杯という場合もあるでしょう。
本人の能力不足といったケースもありますが、中には親の介護をしなければいけなかったり、病気になって退職したというやむを得ない事情を抱える人もいます。

単に支払いをする気がない人にまじって、そういった人たちも滞納でブラックリストに掲載されていくのです。

もしも返済ができない場合はどうすればよいか

奨学金の返済に困ったら、まずは窓口に相談することです。
失業や病気の場合は支払いを待ってくれたり、支払額を減らしてくれる制度もありますので、利用しましょう。

もしも連絡せずに滞納してしまったら、支払うつもりがない悪質なケースと見做されてしまいます。
正規の手段で支払いを待ってもらえばすぐにブラックリストに載ってしまうことはありません。

できれば督促状が届く前に連絡できればいいのですが、届いてしまったときも無視せずに日本学生支援機構に相談するようにしましょう
ちゃんと相談に乗ってくれますし、経済的に苦しいときは減免措置などを受けることができます。

ブラックリストに載ってしまってからは遅いので、その前に必ず行動する必要があります。

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