当時は就職をして間もなく、貯金があまりありませんでいた。
そんな時に友達の結婚式が重なってしまい借金をする事になったのですが、借金をしなければ結婚式に出席する事が出来ませんでした。
とても仲が良い友達だったので、絶対に結婚式は出席したかったし、お祝いもしっかり包んであげたかったので、気分的な物ですが、お祝いは自分の貯金から、交通費や宿泊代は借金をしたお金から出しました。
お祝いごとなのでご祝儀は借金からではなく出せたので、それに関しては借金をした良かったと思っています。

借金をして失ったものはというのは特にありませんが、借金をすると信用情報機関に登録されるので、信用は多少失ったのかなと思っています。
きちんと毎月延滞もなく返済していれば大丈夫だとは思いますが、そういった機関に登録をされるのはやはりあまり良い事はないのかなと思うので、それだけは後悔しました。
後後悔した事と言えば、これは自分の気持ち的な物ですが、結婚式に出席する為の費用を全て自分の貯金で出せなかった事は今でも後悔しています。

失敗談はあまりありませんが、当時は親と同居していたので借金をするときにかかってくる本人確認の連絡が自宅に入った事でした。
あまり深く考えずに連絡先の番号を自宅にしたので、自宅にかかってきてしまい、両親から少し不審に思われてしまいました。
確認の連絡だったので本人にしか詳しい事は言えな、取次だけでしたが、なぜ自宅に銀行からかかってくるのかと、少し質問されました。
今思えばもしかしたら両親には薄々ばれていたのかもしれませんが、失敗談というのなら、それが失敗になるかなと思います。

私は借金をした金額もそんなに大金ではなかったし、返済できる目処もたっていたので、借金をして助かったと思っています。
借金をしなければ友達の結婚式にも出席出来なかったし、楽しくお祝いも出来なかったと思います。
でも借金をするのは正直あまり良い事とは言えないので、できればしたくなかったかなというのが正直な気持ちです。
当時借金をした事によって多少の後ろめたさはあったし、自分自身情けないなという気持ちにもなりました。
でもそれを感じてからは少しづつでもよいので貯金をしようと思ったし、勉強にはなったと思っています。
そして借金をして同時に思った事は、意外と簡単に借金をする為の手続きができたので、簡単にできるが故に借りすぎてしまう人が出てくるのだろうなという怖さも感じました。
よく借りすぎには注意して、返済は計画的にと言われますが、本当にそうだなと思いました。
少しだけという気持ちで借りても、一度借りてしまうとその簡単さや便利さに慣れてしまって、借金が膨らんでしまう恐れもあるのだろうなと思いました。
自分の中で毎月の支出に返済金をきちんと頭に置いておく事。
そしてちきんと毎月返済、あるいはすぐに一括で返済する事が何よりも借金を増やさない一番の方法だという事を、これから借金を考えている人には覚えておいて欲しいと思います。