HOME > 借金返済体験談 > 結婚相手の車のローンが残っていた為

借金返済体験談

Q1. 借金をして良かったと思ったことを教えてください。

若いうちに銀行のマイカーローンといえども借金を返済する経験をしたおかげで、金利の事や生活費の事、給料の事、貯金の事、また将来のお金の事など色々と今後必要になるだろう知識を自ら調べたり、学んだりするきっかけになった事です。
返済期間はしんどかったけれど、次に借金をしていいのは家のローンだけ、車は現金を貯められないなら買わない!と決心できたのも、結果的には良かったかなと思います。
今は新車を現金で購入し、子供の将来の学費をコツコツ貯金しています。
若いうちに、勉強できたからこそ早めに気付けて挽回できたのだと思っています。

Q2. 借金をして後悔したことや、借金をしたことで失ったものを教えてください。

結婚直前に、フルローンで車を買う事は相談されていたのに、知識が無いばかりに安易に承諾してしまった事は後悔しています。
もう少しその先の将来設計の事もきちんと考えて返事をするべきでした。
借金が無ければ、無理に共働きを続ける事も無かっただろうから、もう少し早めに初産を済ませられたかな、そうしたらもう一人ぐらい子供を産めたかな、と思う事はあります。
それに、ローンを払い終えた時には車は5年落ちで、次に同じレベルの車を現金購入するためには同額を貯金し始めなければならず、マイナスをプラスにする大変さを思い知りました。

Q3. 借金の失敗談を教えてください。

車をローンで買う事を、借金をする、という意識でいなかったことが何よりの失敗です。
ローンも借金なのは当たり前なのに、少し軽く考えていたように思います。
貯金ゼロをコツコツ増やしていくのは喜びがありますが、マイナスをコツコツ返していくのは何も手元に残らないので、結構辛いです。
それに、1回でも滞れば、その後に住宅ローンなどを検討する際にも不利になります。
でも収入が絶対に途切れない保障なんてないし、不測の事態に備えられませんし、将来設計の自由度が減ってしまいました。

Q4. 借金中の人やこれから借金を考えている人に一言お願いします。

今はしんどくても、なんとかしてプラスマイナスゼロまで頑張って欲しいです。
借金が無くなれば意外とお金は貯まります。
借金のせいで、金利分の、残せるはずのお金を余分に失っているからです。
借金返済は虚しいです。
これから手に入れるものの為にお金を貯めるのは、夢や楽しみがあるし、もしも気が変わった時にも対応できます。
現金の使い道は自由なので。
でも借金は既に手に入れているものに対して払うものなので、それ以上の希望とか夢とかは付加されません。
気が変わってその対象を手放したとしても、払い終えるまで返済は続きます。
そこに喜びはなかなか見いだせないと思います。
今現在、借金返済中の人は、何はともあれ、まずはマイナスから抜け出して下さい。
これから借金をしようとしている人は、もう一度考えて欲しいです。
それは、本当にしなければならない借金なのか。
その借金をする事によって、あなたの人生はより良いものになるのか。
今の時点でそのお金を貯められていないという事は、本来は借りても返せないということです。
逆を言えば、返せるという事は、頑張れば貯められるという事です。
まずは必要額を貯めましょう。
金利分が浮けば、その分をまた他の事に使えます。
夢のある消費をしましょう。

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